この数か月、アラフィフ以上の女性のお客様が増え、本当に嬉しく思っています。本州にお住まいの娘さんが、帰省された際に、母の日のプレゼントとしてお連れ下さった７４歳のお母様。４０代後半ともうすぐ還暦とおっしゃっていた仲の良いご姉妹。そしてお友達と旅行にいらした際に寄って下さった６２歳のお客様や、以前サロンでパーソナルカラー診断を受けられた方が、お中元代わりのプレゼントとしてお連れ下さった６４歳のお義姉さまなど。。

そんな皆様に共通しているのは、本当におしゃれ上手な方々という事。サロンのお玄関にお出迎えしてお姿を拝見すると、皆様とってもおしゃれで、ああ私ももっともっと学ばなければと思うことが本当に多いのですよね。でもお話を伺うと、年齢と共にどんな色を着ていいのかわからなくなってきたという共通のお悩みをお持ち。くすんできたお肌やしわやたるみが出たお顔には、同様のくすんだ色の方がいいのかと思って、濁った色や無彩色ばかりになってしまってという方がほとんどです。もったいない！！

もちろん中には、重めで濁りみの色の方が、年齢を重ねてより一層深みを増したその方のシックな個性を輝かせる場合もありますが、そんな色たちがくすんできたお肌やしみを、逆に際立たせてしまう場合も沢山あります。明るめで、美しい色をお顔周りに当てたときに、レフ版効果のように、くすみや影を消して、若々しく溌溂としたオーラがぱっと輝きだす方もとっても多いのですよね。

先日も「齢を重ねても素敵に装うニューヨークの女性たち」の記事の中で書かせていただきましたが、草笛光子さんや大宅映子さんは、お似合いの美しい色たちを、颯爽と身にまとっていらっしゃる。そんなお二人の共通点は、色合わせの素晴らしさ。草笛光子さんは、鮮やかで美しい色たちをジャケットやお帽子、ストールやインナー様々に着こなして、そのコントラスト感のある配色が素晴らしい！大宅映子さんは、無彩色のお洋服の上に、大ぶりの美しい色の素敵なアクセサリーや、イヤリングやメガネを刺し色に添えて、うっとりとするほど素敵に着こなしていらして、正におしゃれ達人。

草笛光子さん８２歳、大宅映子さん７４歳。お二人から見たら、私などまだまだひよっこだわと思います。

これからはもっともっと、over５０の方々と、益々おしゃれを楽しんで、人とは比べることのできない自分らしさを輝かせて生きていきたいと心から思います。

齢だからどうせ、なんて言わないで！！齢を重ねたからこそ一層色の効果は絶大です！！
年齢を重ねると、お若い方以上に一人一人の個性が際立ってくるため、お似合いになる色とそうでない色も、お若い方以上にはっきりとしてきます。

だからこそ、お似合いの色を着たときの効果も実はお若い方以上なんですよね。若々しく生き生きと美しく見える色と、より一層年齢を重ねて覇気なく、お顔のくすみやしわが際立ってしまう色。それを知らないのは、それこそ人生の損失だと思います。その効果を是非皆様に知っていただきたい。

みんなで色を味方に、第二第三の人生を生き生きと美しく、心楽しく生きていきましょ！！